”簡単料理”の定番【丼もの】

皆さんには、ゆっくりと食事をする時間はありますか？
時間がなくて、朝ご飯を抜いている方が多いと聞きます。
小さなお子さんのいる家庭では、座って食事をするのも難しいなんて事もあるでしょう。
ですが、生きていく上で食事を疎かには出来ません。
そんな時に簡単に手早く準備して食べられる「丼」が大活躍します。

丼と聞くと、カツ丼や天丼…お店で食べるものという考えの方もいると思います。
家で作るとしても時間がかかり難しい物。
本当はそんなことないのです。
ご飯に好きなものを乗せて食べる。
それが丼の基本だと思います。
例えば、「たまご」と「魚」を食べるとします。
それぞれを食事の時間の前に調理する時間が取れない事が問題です。
ならば、時間のある時に温泉玉子と焼き魚にして保存しておき、全部ご飯にのせちゃいましょう。
上から醤油をかけてかきこめば立派な丼です。
胡麻や海苔なんかを散らせば風味も良くなり食べやすくなります。
スプーンで片手で食べることも出来るので、赤ちゃんを抱っこしたまま食べるなんてことも可能です。
これは私の子供がまだ赤ちゃんだった頃よくお世話になった方法です。

もう一つの利点が、栄養バランスを取りやすい点にあります。
同じ唐揚げを食べるにしても、ひとり暮らしだったりすると野菜までしっかり食べようと準備するのは面倒だったりしますよね。
そんな時、既に刻んであるキャベツなどを買ってきてご飯に敷き、唐揚げを乗せて上からお酢やレモンをかける。
これだけでも立派な1食になりますし、野菜も一緒に美味しく食べられる形になります。
他にも、半端に残った野菜と肉を一緒に炒めて好きな味付をし、とろみをつけたりしてご飯に乗せるという方法もあります。
これなら栄養バランスは勿論ですが、余っていた食材をムダにすることなく使えるので便利です。

時短ご飯からおもてなし料理まで、幅広く使えるのが丼のいいところ。
味付や食材を変えれば毎食でも楽しめるくらいの万能料理です。
皆さんも簡単美味しい丼で食生活改善してみませんか？