まーちゃんちの、きょうの献立

毎日の料理を記録。料理のコツなども紹介。たまに外食やデザートも。

貧血には気を付けましょう

朝起きにくかったり、めまいがしたり…。
慢性的に体調が優れないなんてことありませんか?

 


もしかすると、それは「貧血」が原因かも。

 

貧血を引き起こす「鉄分不足」を日常生活の中で簡単に解消出来たらいいですよね。
今回は、食事から鉄分を効率的に摂る方法です。


そもそも、鉄分が体内でどのような働きをしているかというと
 ・赤血球のヘモグロビンを作る材料になる
 ・筋収縮の助けをする
 ・エネルギー代謝に関わる酵素の成分になる
 ・肝臓の解毒作用を担う酵素をしっかり働かせる
血液は勿論のこと、様々な場所で鉄分は大活躍しているのです。
全身で大活躍しているのですから、不足していると体のあちこちで不調が出始めて当たり前といえます。


次は、鉄分の種類についてです。
実は、鉄分というのは大きく分けて2種類に分類されます。
 ・動物性のものに含まれる「ヘム鉄」
 ・植物性のものに含まれる「非ヘム鉄」
この2種類は体内での吸収率が異なり、ヘム鉄が15%~25%、非ヘム鉄が2~5%といわれています。


次は、鉄分を効率的に吸収する方法です。
 ・お茶などに含まれる「タンニン」が吸収を阻害するため、一緒に摂取しない。
 ・ビタミンC、タンパク質(非ヘム鉄の場合)を一緒に摂る。
 ・非ヘム鉄は、ヘム鉄と一緒に摂取すると吸収率があがる。
食材の組み合わせの工夫で、美味しく効率的に摂取出来るのです。


最後は、鉄分の多い食材についてです。
比較的入手の簡単な物をいくつかご紹介します。
 ・ひじき、青のりといった海藻類
 ・レバー(特に豚レバー)
 ・あさり
 ・プルーン
 ・納豆や油あげなどの大豆製品
他にもほうれん草や小松菜などが有名ですが、青菜類全般に含まれているのです。
和食中心の食生活を心がけると、鉄分の多い食材を口にする機会が増えるように思います。
ここで気をつけなければいけないのが妊婦さんです。
レバーは鉄含有量がとても多く、鉄分不足になりやすい妊婦さんにオススメなように見えます。
ですが、レバーにはビタミンAも多く含まれており、多量摂取は胎児に悪影響を及ぼすので注意が必要です。


生きていく上でとても大切な食事。
毎日少し意識するだけで変えられることがたくさんあります。
サプリメントもいいですが、美味しく楽しい食事で体の中から健康になりませんか?

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